2022.05.18

ホームページ制作依頼の注意点7つ|相場【会社/フリーランス】

情報通信技術の発達によってPCやスマートフォンが爆発的に普及し、ユーザーが情報を得る手段としてホームページの存在は欠かせないものとなりました。

ホームページの制作を外注するという方の中には、どんなことに気をつけるべきか、費用はどれくらいかかるのか、どんな流れで行われるのかを知りたい方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、ホームページの制作依頼に必要となる以下の情報をお伝えします。

  • ホームページ制作の依頼先を選ぶ際の注意点
  • 依頼先の費用相場(制作会社・フリーランス)
  • ホームページ完成までの流れ・期間

自社にあった依頼先を見つけるためにも、是非最後までご覧ください。

ホームページ制作会社選びで失敗しない7つのポイント

ホームページの作成を依頼する上で最も重要なポイントが制作会社やフリーランスの選択です。

ホームページのクオリティは、選択する制作会社やフリーランスの力量に依存するため、選択を誤ってしまうと取り返しがつきません。そのため、ここからは依頼先を選択する際の大切なポイントを7つ紹介します。

1. 事前にホームページの目的・ターゲットを明確にしておく

ホームページ制作において、最も重要なことはホームページを作成する目的・ターゲットを決めることです。

何を当たり前のことを…という声が聞こえてきそうなところですが、意外とホームページをつくる目的・ターゲットを明確にできていないケースが多いです。そのため、どのように目的やターゲットを決めるべきなのかを以下で確認しましょう。

目的

ホームページは、あくまで手段としてのツールであり、集客や売上アップといった具体的な結果に紐付けた目的を立てることが大切になってきます。

そのため、「ホームページをもっと良くしたい」「ホームページをリブランディングしたい」といったものは目的として不十分です。以下のような目的をたてることをおすすめします。

  • ホームページを通じた問い合わせを毎月10件以上増やす
  • 売り上げを毎月20万円増やす

ホームページ制作を依頼する前に、できるだけ具体的にホームページ作成の目的を考えてみてください。

ターゲット

ターゲットを決める際にはペルソナを活用すると良いでしょう。ペルソナとは、一般にサービスや商品の典型的なユーザーとなる人物像のことです。

つまり、ホームページにおけるペルソナとは、ホームページを閲覧するユーザーの人物像のことを言います。

ペルソナが明確に定まっていないと、誰に何を伝えたいのかまったくわからないホームページになってしまうのです。そのようなホームページでは、集客アップや売り上げ向上といった目標を達成することは難しいでしょう。

以下の2種類のペルソナを例に挙げて説明します。

ペルソナ1ペルソナ2
性別女性女性
年齢35歳35歳
職業スーパーのパート美容会社の経営者
収入250万円900万

少し極端な例ですが、性別や年齢が一緒でも職業が違うと経済状況も異なり、それぞれのペルソナに効果的なアプローチが大きく違うということも容易に想像できるでしょう。

ペルソナの具体性をアップさせるために以下の項目を参考にしてください。

・性別
・年齢
・職業/役職
・年収
・通勤時間
・配偶者の有無
・子供の有無
・居住地
・趣味
・利用しているSNS
・情報収集源
・映画や雑誌の好み

2. 料金相場から予算を決める

ホームページの作成を依頼する場合、費用相場の事前リサーチは重要です。なぜなら、だいたいの費用を把握しておけば、制作会社に適切な価格交渉ができるからです。

また、多くはないものの、一般的な相場より高額な費用を請求する会社も存在します。

そのようなトラブルを避けるためにも、自社の求めるホームページがどの程度の費用になるのか、あらかじめ把握しておく必要があります。

本記事後半ではホームぺージ制作会社フリーランスでの相場について紹介していますので、ご覧ください。

そして、おおよその相場を知ったら、「100万円以内にはおさえたい」のように具体的な予算設定を行いましょう。

3.ホームページ制作の納期を示す

納期も可能な限り決めておきましょう。制作会社は同時にいくつもの制作を進行していることが多いので、リソースを確保しながら進めなければならないからです。

納期が短いとクオリティが下がったり、費用が上がったりする場合もあるので、余裕を持って設定しましょう。

大前提として作るホームページの規模によって制作期間は異なります。目安として一般的な10ぺージ前後のコーポレートサイトの制作期間は2か月~3か月ほどです。

また、通常のホームぺージに加えて、検索機能や予約システムなどのシステムを追加すると更に半月~1か月の時間が必要になります。

より詳しいホームページ制作の流れや期間は同記事内のこちらで紹介していますので参考にしてください。

4. 同業種のホームページ制作実績が依頼先にあるかをチェックする

制作会社やフリーランスのレベルを知る上で重要なのが制作実績です。とくに同業種の制作実績がどれだけあるかを見てみると、自社のニーズに沿ったホームページを作成できるかどうかが判断できるでしょう。

制作会社やフリーランスにとって実績や事例は大きな武器となるため、実績を公表している場合は、技術や経験が豊富だと考えられます。

これから依頼先を決める方は、以下のギャラリーサイトで同業種のホームページを探してみることをおすすめします。

URAGAWA

引用元:URAGAWAホームページ

URAGAWAにあるホームページはどこの制作会社で創られたのかがわかるようになっているため、これから依頼先を決める人にとって非常に便利なギャラリーサイトです。

また、特集ページではホームページ制作のウラガワを見ることができます。どのような過程で設計されているのかがわかるのも魅力です。

以下の記事ではその他のおすすめギャラリーサイトやホームページをデザインする際に気をつけるべきポイントも紹介していますので、参考にしてください。

5. 依頼先の更新頻度が適切か見極める

制作会社自身のホームページやフリーランスのプロフィールが、どれくらいの頻度で更新されているかにも注目しましょう。

ユーザーに認知してもらいたい、売り上げをアップさせたいといった思いから、コンテンツを更新しているので、更新頻度は制作意欲を表す指標になります。

6. 相見積もりをとる

ホームページ制作の依頼先を決める場合、複数の3社以上の会社に相見積もりをとるようにしましょう。ホームページの制作費用には、明確な基準がありません。

そのため、依頼先する制作会社や自社の企業規模、ページ数や画像点数などによって費用は大きく変動します。1社ではなく複数の依頼候補先の会社から見積もりを提示してもらうことで、予算に応じた依頼先制作会社を見極めることができるでしょう。

以下の記事では見積もり書の項目や実際の見積もり事例を紹介しています。また、費用を安く抑えるためのポイントなども記載しています。正しい見積もりなのかを判断できるように是非参考にしてください。

7. 開設・リニューアル後のサポート体制を確認する

ホームページは適正に運用してこそ成果につながります。そのため、定期的なコンテンツの追加やリニューアルによるブラッシュアップは欠かせません。

また、PDCAサイクルを意識した継続的な改善と更新を要するため、制作後のサポート体制が整っているかどうかもチェックしておきましょう。

自社でHTMLとCSSに精通した人材が確保できる場合は問題ないかもしれませんが、念のため問い合わせておきましょう。

ホームページ制作会社に依頼した場合の相場

これからホームページを作成したい、あるいはリニューアルを検討しているため、制作会社への依頼を考えているという企業にとって、最も気になるのが制作費用でしょう。ホームページにかかる予算は、依頼先によっても大きく異なります。

ここでは、一般的なホームページ制作会社に依頼した場合の費用相場について解説します。また、以下簡単に相場を比較できる表も掲載していますので、併せて参考にしてください。

制作費用ページ数
企業のコーポレートサイト50~70万円10~15ページ
企業のコーポレートサイト70~120万円30ページ程度
企業のコーポレートサイト120~500万円80ページ程度
ECサイト300万円~40ページ程度
LPサイト25万円~1ページ

企業の公式ホームページ(ページ量:少)

10〜15ページの小規模ホームページの相場は、50万〜70万円程度です。一般企業のコーポレートサイト、クリニックや医療法人などが広告塔として活用するホームページなどが該当し、その内訳は以下の通りです。

  • トップページ ×1
  • 企業情報 ×3
  • 事業・サービス紹介 ×4
  • お知らせ ×1
  • お問い合わせ ×1

Web上での名刺代わりともいえるコンパクトな設計のサイトは、英会話教室やヨガスクール、ネイルサロンでも多く見かけます。

ホームページ開設の目的を明確にしておけば、さまざまなメリットが得られます。企業のイメージがユーザーに伝わるのと同時に、サイトを訪れたユーザーにより詳しい商品・サービス情報を提供できます。このように、ユーザーの疑問に応えて興味を高めることに成功すれば、顧客獲得にもつながります。

また、自社に関心を持つユーザーの不安を解消することも大切な要素のひとつでしょう。問い合わせフォームを利用してやり取りを行えば、自社に対しての信頼度が高まるはずです。

名刺代わりの紹介サイトとはいっても、運用しだいで多くの利点があり、やがては成果アップにつながる可能性もあります。

企業の公式ホームページ(ページ量:中)

30ページ前後の中規模なホームページになると、70万~120万円程度が一般的な費用の相場です。この規模のホームページが必要となるのは、飲食店や美容院、ヘアサロンやネイルサロンなどを展開している企業が挙げられます。主な設計は以下の通りです。

  • トップページ ×1
  • 企業情報関連ページ ×8
  • 事業・サービス紹介関連ページ ×15
  • お知らせ関連ページ ×5
  • お問い合わせ ×1

飲食店の場合、サービス紹介関連のページにボリュームがあることで、より詳細なメニュー情報をユーザーに知らせることができます。

たとえば、ランチとディナー、ドリンクやスウィーツといったように、さまざまなメニューをカテゴリー別に提示できるようになります。

中規模サイトの場合は、既存サイトのリニューアルが前提となるため、改善点を明確にすることが最初の課題になるでしょう。

小規模サイトと比べて商品・サービスについて詳しい説明を掲載することができるので、自社に興味のあるユーザーの信頼度や親近感を高め、顧客の獲得につなげられます。

美容院のホームページを例に挙げると、メニューのほかにビフォーアフターの画像、スタッフの紹介ページやメディアの掲載情報など、あらゆる情報の発信が可能です。なお、飲食店や美容院のホームページ掲載画像には、高い品質が求められます。

撮影機材やカメラマンを手配する費用、画像を加工するレタッチ料金などの上乗せも想定しておく必要があります。

企業の公式ホームページ(ページ量:大)

80ページ前程度の大規模なホームページになると、130万円~500万円程度が一般的な費用の相場です。主な制作内容は以下のようになります。

  • トップページ ×1
  • 企業情報関連ページ ×15
  • 事業・サービス紹介関連ページ ×35
  • お知らせ関連ページ ×28
  • お問い合わせ ×1

ページ数にボリュームがあることから、グループの子会社や関連会社、あるいは独自ブランドの展開など、幅広い領域で事業を展開する企業に向いています。制作費用は基本的にページ数と画像点数、文章量が多いほど高額になる傾向があります。

大企業のポータルサイトだけでなく、ECサイトでもこのような大規模サイトが多くあります。大企業であれば一般ユーザーだけでなく、株主や投資家から投資対象として選んでもらえるよう、経営状況や財務状況に関するIR情報の発信が求められます。

また、M&Aによる経営統合や株式譲渡などをきっかけに、ホームページの大幅なリニューアルが必要になるケースも少なくありません。企業規模が大きくなるほど、掲載する情報量の増加はもちろん、品質の高さが求められます。そのため、数百万円単位の制作費用を見込んでおく必要があるでしょう。

ECサイト(オンラインショップサイト)

ECサイトの制作費用は300万円〜がだいたいの相場で、事業規模によって大きく変動します。

ECサイトといっても、10ページ前後で完結する個人商店のような小規模サイトから、100ページ以上で構築されるショッピングモールのような大規模サイトまでと、その規模はさまざまです。

40ページ程度のサイトを作成した場合の内訳は以下の通りです。

  • トップページ ×1
  • 企業情報関連ページ ×1
  • こだわり関連ページ ×1
  • メニュー関連ページ ×27
  • お知らせ関連ページ ×1
  • お問い合わせ ×1
  • カート関連ページ ×5
  • EC関連ページ ×3

ECサイトを構築するプラットフォームによっても制作費用は大きく異なります。たとえば、「ショップサーブ」や「カラーミーショップ」のようなASPカートのシステムを導入すれば、10万円前後で作成できます。

また、オープンソース型であれば100万~500万円、パッケージ型であれば400万円〜の費用が相場です。

このように、ECサイトは事業規模やプラットフォームによって制作費用が大きく変動するが特徴です。

なお、ゼロからオリジナルのシステムを構築するフルスクラッチで制作した場合、自由度が高くなるという利点はありますが、数千万円以上の莫大な費用がかかります。

LPサイト(インターネット広告ページ)

LPサイトとは、コンバージョンを目的として1ページで構成されたWebサイトです。ホームページというよりも、Web上の広告という意味合いが強くなるのが特徴です。

限られたページの中で、商品の販売や資料請求という多様なコンバージョンが必要になるため、全体的に高い品質が問われます。

たとえば、化粧品のランディングページを作成する場合、ユーザーに訴求するためには高品質な画像が必要不可欠です。また、商品を最大限に引き立てるための容姿端麗なモデルや、購買心を刺激するコピーライティングなども求められるでしょう。

広告としての専門性が高くなるため、1ページであっても費用は高額になります。安く見積もって25万円、高いクオリティを求める場合は60万円以上の予算が必要です。

LPサイトには、広告をきっかけに自社商品に興味を持ったユーザーを逃がさないための仕組みがあります。

1つ目の特徴は、ページ内にリンクが存在しないことです。2つ目は、ユーザーの疑問がそのページだけで解消できるよう、縦長で構成された1ページの中に企業のあらゆる情報が集約されている点です。

そして、3つ目の特徴は、テキストに飽きずに読み進めてもらうため、グラフィックを多用しているという部分にあります。このような戦略により、サイトに訪れたユーザーを顧客につなげる確率を高めているのです。

ホームぺージをフリーランスに依頼した場合の相場

ホームページ制作の依頼先としてフリーランスも挙げられます。ひとえにフリーランスといっても、業務内容や作成費用は異なります。そのため、LancersやCrowd worksといったフリーランス紹介サービスでしっかりと確認することが重要です。

今回はこれらサービスに記載されているホームぺージ制作の相場を、ご紹介しますので参考にしてください。

Lancers(ランサーズ)

引用元:Lancers制作物の種類・参考価格

Lancers(ランサーズ)では上記の画像に表示されているように、ホームぺージ作成をフリーランスへ依頼すると、1~10ぺージの場合は5~40万円で11~20ぺージの場合は5~80万円が参考価格となっています。

Crowdworks(クラウドワークス)

引用元:Crowdworks

報酬相場:20万円~
納期:30日前後
依頼業務例:ホームページ制作のデザイン・コーディング(TOPページ、下層ページの2ページ)

具体的な料金や依頼業務内容を知りたい方は実際にフリーランス紹介サービスを利用してみましょう。

また、より詳しくフリーランスについて知りたい方は以下の記事を参考にしてください。フリーランスにホームぺージ制作を依頼する場合のメリットやデメリット、信頼できるフリーランスの探し方などを紹介しています。

ホームページ制作の流れ・期間

ホームページが完成するまでには、いくつかのフェーズがあります。そのフェーズ毎に、どのようなことをする必要があるか、どれくらいの時間がかかるのかを簡単に解説していきます。

準備フェーズ:2週間〜1ヶ月

目的を決める

ホームページ制作において、最も重要なことは目的を決めることです。

何を当たり前のことを…という声が聞こえてきそうなところですが、意外とホームページをつくる目的を明確にできていないケースは少なくありません。

・ホームページをもっと良くしたい
・ホームページをリブランディングしたい

といったものは目的として不十分と言えます。ホームページは、あくまで手段としてのツールであり、集客や売上アップといった具体的な結果に紐付けた目的を立てることが大切になってきます。

予算を設定する

次に、大体の予算感を決めておきましょう。ホームページ制作にかかる費用は、制作会社ごとに大きく異なります。もちろん、どのようなホームページをつくるかによっても変動はありますが、10万円程度〜1000万円程度まで一定の幅が存在します。

趣向を凝らし、良いものを作ろうとすればするほど、制作費もアップする可能性が高いため、依頼する前にある程度、予算の上限や下限を設定しておきましょう。

制作会社へヒアリング(見積もりをもらう)

ホームページを制作可能な会社は、世の中に数多く存在します。ただし、目的や予算に応じて、依頼するべき会社は大きく異なってきます。

制作会社ごとに得意な領域や費用感にはバラツキがあるため、最低でも2 ~ 3社には話を聞きましょう。また、事前に各社から見積もりをもらっておくことで、明らかに不適切な金額を提示されていないかどうかを確認しましょう。

オリエンテーションの開催

制作会社はクライアントに対し、オリエンテーションを開催します。オリエンテーションでは、事前のヒアリング内容を踏まえた上で、成果物のイメージをすり合わせたり、費用感や想定される制作期間などをクライアントに対し、説明することが一般的です。

見積もりを比較する

各社からの見積もりを比較する上では、費用はもちろん、金額の出し方の内訳まで確認しておきましょう。制作ページ数で算出している場合や、人月単位で算出している場合など違いがあり、金額を比較する上で、参考までに把握しておきましょう。

発注する

各社のオリエンテーションや見積もりを十分に吟味した上で、自分たちにとって最適な制作会社を見極め、発注しましょう。

制作フェーズ:1~6ヶ月前後

MTGを実施する(キックオフ・定例)

ホームページ制作を依頼する会社が決まったら、まずはキックオフMTGを開催しましょう。主に、ホームページの目的やサイトイメージのすり合わせ、全体のスケジュール感や今後の具体的なアクションプランを明確にしていきます。

また、必要に応じて、こまめなコミュニケーション機会を設けることも、プロジェクトを推敲する上で非常に重要になってきます。

サイト設計

ホームページを制作していく上で、サイト設計は最も重要な工程の一つと言えます。サイト設計とは、目的を明確にし、その目的に合わせたコンテンツなどを作り、Webサイトの骨組みを作る作業のことです。

このサイト設計をきっちり行うことが、ホームページのクオリティを決定づけると言っても過言ではありません。逆に、ここを曖昧なまま進めてしまうと、手戻りが多く発生し、クオリティの低下や制作完了時期の遅延にも繋がるため、注意してください。

デザイン

どんなに良いコンテンツが揃ったホームページであっても、デザインが悪ければ、達成したい目的を叶えることは難しいでしょう。

ページの訪問者に対して、どのような印象を与えたいかはもちろん、カラーやトンマナといった細部に対してもこだわっていくことでホームページの価値を最大化することができます。

開発

サイト設計・デザインが固まったら、実装・コーディングをしていきます。ウェブサイト作成ツールやテンプレートを活用することで、エンジニアリング知識が豊富でなくとも、スピード感を保った上で、一定のクオリティのホームページを作成することができます。

その一方で、オリジナリティのある動き(アニメーション)や趣向を凝らしたホームページを作成する上では、一定のコーディングスキルは欠かせません。制作したいホームページのクオリティと相談した上で、必要な開発方法を決定しましょう。

テスト・チェック

開発が終わったら、ホームページが期待した通りの見た目や動きになっているかどうかをテストしていきます。テストするべき項目を網羅した仕様書を作成し、コンテンツの内容チェックはもちろん、見栄えやリンクの遷移先なども入念にチェックしていきましょう。

運用フェーズ

保守・メンテナンス

ホームページには、定期的な保守・メンテナンスが発生します。ニュースをはじめとした、情報の最新・最適化はもちろん、セキュリティの確認やSEO対策などのメンテナンスなども欠かさず実施していきましょう。

運用保守の例としては、ドメインやサーバー、SSLサーバ証明書の維持・管理、データのバックアップ等が挙げられます。ドメインやサーバーの管理を怠ってしまうと、ホームページの運用が続けられなくなってしまうこともあるので注意が必要です。

改善・運用(集客できるように)

制作されるホームページ毎に、目的は異なりますが、一般的にWebサイトへの集客は重要なポイントになります。集客できるホームページをつくるためには、新規コンテンツの作成・更新をはじめ、検索順位が上がるような工夫を凝らし、定期的に改善・運用のアクションをとっていきましょう。

運用フェーズで行うことについて、詳しく知りたいという方は以下の記事を参考にしてください。ホームページ運用の代行会社も紹介しています。

タイプ別おすすめのホームページ制作会社5選

ホームページ制作会社が沢山ありすぎて、自社に合った会社を選定するのは非常に難しいですよね。そんな時はホームページの目的に見合った制作会社を選ぶと良いでしょう。

例えば、集客力のあるホームページを作りたい場合は、マーケティングに特化しているホームページ制作会社がおすすめです。以下では5つのタイプ別にホームページ制作会社を紹介しています。参考までにご覧下さい。

総合的に強いホームページ制作会社

株式会社GIG

引用元:株式会社GIG

多種多様になんでもできるオールマイティーな対応ができるとの評判です。

株式会社LIGの創業者兼前代表である岩上氏が設立し、コンテンツ企画、Webサイト制作、システム開発など戦略的な視点に基づいてあらゆるクリエイティブを制作しています。

マーケティングに強いホームページ制作会社

株式会社ユニットベース

引用元:株式会社ユニットベース

国内で一番HubSpotを活用している実績が豊富です。デジタルマーケティングの企画から設計、導入、運営、そしてインバウンドマーケティングを実現するためのコンテンツ開発やデザインなどフルレンジのサービスを提供しています。

マーケティングや事業を理解した制作に定評があります。様々な企業に直接デジタルソリューションを提供しており、企業のブランディングを実現するための提案から制作までワンストップで実現するスペシャリストです。

キャンペーンに強いホームページ制作会社

株式会社D2C dot

引用元:株式会社D2C dot

D2Cグループで、大手との取引が豊富です。クライアントが抱える、様々な「伝えたいコト」を「伝わるカタチ」に変えていくために幅広い事業を手掛けています。

UI・UXに強いホームページ制作会社

株式会社オハコ

引用元:株式会社オハコ

多種多様なUI・UXの設計から制作までを強みとしています。「気持ちが上向く体験で溢れる世界をデザインする。」をビジョンとして掲げ、クライアントと一体となってUX設計からUIデザイン・その後のインタラクションの実装までも担当することで、心地よいユーザー体験を提供しています。

LP・LPOに強いホームページ制作会社

株式会社ギャプライズ

引用元:株式会社ギャプライズ

メインにLP、広告の掛け合わせを行っている評判の良いWeb制作会社です。イスラエル発の有力スタートアップとアライアンスを組み、世界最先端のテクノロジーを扱い、他社にはない知見でクライアントを支援しています。

その他にもホームページ制作会社を比較検討されたい方は以下の記事をご覧ください。上記に紹介した制作会社を含め、20社の情報をまとめています。

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まとめ

このように、ホームページの制作費用は依頼先によっても大きな差があり、ページ数や画像点数、文章量が多いほど高額になるといった傾向があります。ホームページの制作を依頼する際に大切なのは、自社の理念やビジョンを明確に提示することです。

提案の内容や価格を正しく比較して、自社のニーズに合った制作会社を選択しましょう。ぜひ、本記事を参考に、成果につながるホームページを作成してください。

この記事を書いたメンバー FLUX siteflow編集部
ホームページ作成に関連する情報発信を行っております。弊社ホームページ作成サービスFLUX siteflowや運営に関するご質問などは「お問い合わせ」ページよりお願いいたします。